クラウド会計ソフトおすすめ8選!特徴と選び方のポイントを解説します!

クラウド会計ソフトは、クラウドサーバー上で利用できるシステムを整えた会計ソフトです。

経理・会計などのバックオフィス業務の効率化のために、導入を検討している方も多いでしょう。

しかし、どのクラウド会計ソフトを選べばよいか迷っている方もいるかもしれません。

この記事では、おすすめのクラウド会計ソフトを厳選して8つ紹介し、それぞれの特徴や選び方のポイントを解説します。

クラウド会計ソフトの選び方

クラウド会計ソフトは、自社の状況や現場に合わせて選定することが重要です。

導入時には、以下のポイントをチェックしてから契約の可否を判断しましょう。

チェックポイント
  • 自社の規模やユーザー数に合っているか
  • 業務効率化に適した機能が整っているか
  • 外部連携で自動化できるか
  • 他の業務システムと連携できるか
  • 関連会社や取引先との連携を取りやすいか
  • 税制や法改正に自動で対応ができるか
  • 料金プランが自社に合っているか
  • サポートを利用しやすいか
  • セキュリティ対策は十分か

自社の規模やユーザー数に合っているか

自社の規模や利用するユーザー数に適したプランを選ぶことが大切です。

規模に合わないソフトを選ぶと、コストや機能の無駄が生じる可能性があります。

業務効率化に適した機能が整っているか

業務の効率化を図るために自動仕訳や自動レポート生成など、自社が求める機能が備わっているか確認をします。

導入後に必要な機能が不足しているという事態を避けるため、事前に要件を満たしているかを慎重に評価しましょう。

外部連携で自動化できるか

銀行口座やPOSレジと連携できる機能は、データの自動取得と処理を可能にし、手作業を減らします。

外部連携によって自動化できれば、正確な財務データを迅速に得られます。

他の業務システムと連携できるか

既存の業務システムとシームレスに連携できるかを確認することも重要です。

連携ができれば、データの統合管理が可能となり、情報の一貫性を保つことができます。

関連会社や取引先との連携を取りやすいか

関連会社や取引先とのデータ共有・連携がスムーズに行えるかどうかをチェックしましょう。

相性の良いツールであれば、ビジネスプロセス全体の効率を高めることができます。

税制や法改正に自動で対応ができるか

最新の税制や法改正に対応できるかを確認しましょう。

対応の手間をなくすことで、作業の効率化につながります。

料金プランが自社に合っているか

料金プランが自社の予算に合っているかを検討しましょう。

必要な機能を満たしつつ、コストパフォーマンスの高いソフトを選ぶことが重要です。

サポートを利用しやすいか

導入後のサポート体制が整っているかをチェックしましょう。

迅速で適切なサポートを受けられることは、クラウド会計ソフトのスムーズな運用に不可欠です。

セキュリティ対策は十分か

データのセキュリティ対策がしっかりしているかを確認しましょう。

機密情報を扱う会計ソフトでは、強固なセキュリティが求められます。

【全規模対応】クラウド会計のおすすめ4選

freee会計

(出所)freee会計公式HP

freee会計は拡張性が高くて個人事業主、中小企業、大企業まで幅広く利用できるおすすめのクラウド会計ソフトです。

株式会社freeeが提供する他の業務システムとシームレスに連携できます。

新プランによって企業規模に合わせたプランの選び方ができるようになりました。

連携機能やAIによる自動仕訳機能もあり、業務効率を継続的に上げたいときに適しているソフトです。

freee会計の特徴

  • 多様なバックオフィス業務システムとの連携が可能なクラウド会計ソフト
  • 3人まで使える柔軟性の高い料金プラン
  • チャットとメールによる手厚いサポート
料金ミニマム:
月額2,680円、年額23,760円(3ライセンス)
ベーシック:
月額5,280円、年額47,760円(3ライセンス)
プロフェッショナル:
月額47,760円、年額477,600円(10ライセンス)
電子申告
自動仕訳
インボイス制度
電子帳簿保存法

※2024年7月1日以降

ひとり法人:月額3,980円、年額35,760円(1ライセンス)
スターター:月額7,280円、年額65,760円(3ライセンス)
スタンダード:月額11,980円、年額107,760円(3ライセンス)
アドバンス:月額51,980円、年額477,360円+従量料金(3ライセンス)

マネーフォワード クラウド会計

(出所)マネーフォワードクラウド会計公式HP

マネーフォワード クラウド会計はAI搭載の機能が豊富で自動化に強く、帳簿作成もしやすいことで人気のあるクラウド会計ソフトです。

決済方法に関する連携機能が優れていて、銀行口座、クレジットカード、電子マネー、POSレジなどから自動入力・自動仕訳ができます。

勤怠管理システムなどの人事労務系のシステムとも連携できるため、総合的にバックオフィス業務を強化できます。

マネーフォワードクラウド会計の特徴

  • AI搭載の自動入力・自動仕訳で効率化を加速できるクラウド会計ソフト
  • 連携機能が豊富で他のバックオフィス業務にも対応
  • 見える化機能で経営分析が可能
料金スモールビジネス:
月額2,980円、年額35,760円(3ライセンス)
ビジネス:
月額5,980円、年額59,760円(3ライセンス)
電子申告
自動仕訳
インボイス制度
電子帳簿保存法

ジョブカン会計

(出所)ジョブカン会計公式HP

ジョブカン会計は経理業務に必要な機能がわかりやすく整えられていて、直感的に操作できることで人気があります。

サービス開始以来、一度も値上げをしていないので、長期的なコストを見越して導入しやすいクラウド会計ソフトです。

ジョブカンシリーズの勤怠管理、経費精算、採用管理、労務HRなどとの連携が可能で、企業運営の自動化や効率化に適しています。

ジョブカン会計の特徴

  • シンプルで軽快なインターフェースで使いやすさ重視のクラウド会計ソフト
  • 長期利用で安心な値上げなし宣言
  • 他のジョブカンシリーズとの連携とセット割引に対応
料金スタートアップ:
月額2,500円、年額30,000円(3ライセンス)
ビジネス:
月額5,000円、年額60,000円(5ライセンス)
エンタープライズ:
月額50,000円、年額600,000円(ライセンス無制限)
電子申告
自動仕訳
インボイス制度
電子帳簿保存法

PCAクラウド会計

(出所)PCAクラウド会計公式HP

PCAクラウド会計は拡張性が高く、自動化のカスタマイズ性も優れている高機能なクラウド会計ソフトです。

ログ管理やアクセス制御、パスワードの有効期限設定などの機能を搭載しているのでセキュリティ対策も柔軟に行えます。

最適化して使用できるため、現場に合わせた会計ソフトを導入したいときに適しています。

PCAクラウド会計の特徴

  • 操作効率と自動化に強い高機能なクラウド会計ソフト
  • APIによる多様なシステムとの連携に対応
  • バックアップやセキュリティ対策が充実
料金月額12,600円、年額151,200円(1ライセンス)
電子申告
自動仕訳
インボイス制度
電子帳簿保存法

【中小企業・小規模事業者向け】クラウド会計のおすすめ4選

勘定奉行クラウド

(出所)勘定奉行クラウド公式HP

勘定奉行クラウドは中小企業での導入実績が多く、自動連携による業務効率化に強いクラウド会計ソフトです。

顧問税理士などの専門家が利用できる専門家ライセンスが付帯していて、データをリアルタイムで共有できます。

経理のビジネスプロセスをペーパーレス化できる「奉行クラウド DX Suite」も登場しているので、事業規模が大きくなったときに更なる効率化を目指しやすいのも特徴です。

勘定奉行クラウドの特徴

  • APIとCSVによるデータの自動連携をしやすいクラウド会計ソフト
  • 顧問税理士などが利用できる専門家ライセンスが付帯
  • 24時間365日の監視による高度なセキュリティ対策
料金iEシステム:
月額7,750円、年額93,000円(1ライセンス)
iJシステム:
月額11,750円、年額141,000円(1ライセンス)
iAシステム:
月額19,500円、年額234,000円(1ライセンス)
iBシステム:
月額23,500円、年額282,000円(1ライセンス)
iSシステム:
月額28,000円、年額336,000円(1ライセンス)
電子申告
自動仕訳
インボイス制度
電子帳簿保存法

弊社は奉行認定パートナーです。

勘定奉行クラウド導入の際は特別価格での提供も可能ですので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

弥生会計オンライン

(出所)弥生会計オンライン公式HP

弥生会計オンラインは、会計ソフトシリーズ「弥生」のクラウド版です。

簿記の知識がなくても、直感的な操作で経理の業務を行なえるインターフェースが整えられています。

充実したサポートで、仕訳や業務についての相談に対応してもらえるのも特徴です。

弥生会計オンラインは請求書サービス「Misoca」との連携も可能で、取引入力の自由度も高い定番のクラウド会計ソフトです。

弥生会計オンラインの特徴

  • 直感的に操作性できる簿記の知識不要のクラウド会計ソフト
  • ベーシックプランなら電話・メール・チャットでの仕訳や経理業務の相談に対応
  • 初年度無料キャンペーンでお得に導入が可能
料金セルフプラン:
月額2,316円、年額27,800円(3ライセンス)
ベーシックプラン:
月額3,133円、年額37,600円(3ライセンス)
電子申告
自動仕訳
インボイス制度
電子帳簿保存法

かんたんクラウド会計

(出所)かんたんクラウド会計公式HP

かんたんクラウド会計は、会計ソフトによる自動化を少額からスタートできるサービスです。

銀行やクレジットカードからデータを自動取得する連携機能や、二重取り込み防止などのミスを防ぐための機能が充実しています。

かんたんクラウドファイルBOXを使用してデータの保存先も確保できるので、クラウドストレージも合わせて導入したいときに向いているクラウド会計ソフトです。

かんたんクラウド会計の特徴

  • 連携による自動取り込みと自動仕訳で業務効率化に強いクラウド会計ソフト
  • 「かんたん入力」機能で簿記の知識がなくても自動入力が可能
  • すべての機能を使える2ヶ月の無料試用期間が付帯
料金Basic:
月額1,800円、年額18,000円(3ライセンス)
Plus:
月額2,500円、年額25,000円(3ライセンス)
電子申告
自動仕訳
インボイス制度
電子帳簿保存法

クラウド発展会計

(出所)クラウド発展会計公式HP

クラウド発展会計は経理業務だけでなく、経理データを取り扱う監査や経営などの業務機能が整っているクラウド会計ソフトです。

月次レポートの作成、経営計画のシミュレーション、決算資料の自動生成などの機能が充実しているので、業務支援ツールとしても活用できます。

クラウド発展会計は企業規模が大きくなると月額料金が上がるため、特に零細企業にとってコストパフォーマンスが高いサービスです。

クラウド発展会計の特徴

  • 経営計画の自動作成やシミュレーション機能を搭載したクラウド会計ソフト
  • AIによる自動読み取り・自動仕訳・自動監査に対応
  • 2ヶ月間の無料体験サービスを実施
料金月額5,000円/10,000円~(1ライセンス)
電子申告
自動仕訳
インボイス制度
電子帳簿保存法

まとめ

クラウド会計ソフトは、現在の企業規模や今後の事業展開も加味して選ぶことが大切です。

経理や財務を代表とするバックオフィス業務の効率化のためには、クラウド会計ソフトの導入がきっと役に立ちます。

この記事では、多くの企業から選ばれているクラウド会計ソフトを厳選して紹介しました。

自社の状況と現状の課題を考察した上で、より効果の上がるクラウド会計ソフトを導入しましょう。

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