みなさんこんにちは。
さて、当社は日々IT導入補助金2023に関する様々な情報を発信してきましたが、今日はIT導入支援事業者さま、ITツール導入を検討している中小企業・小規模事業者さまの両方にとって重要なお話です。
すでに今年度のIT導入補助金を扱う中でポータルサイトを訪れている方はお気づきかもしれませんが、2023年8月1日以降、IT導入補助金の交付申請受付を新たな事務局が担当します。
新たな事務局として、独立行政法人中小企業基盤整備機構より採択された凸版印刷株式会社が事務局業務を行います。
そこで本日は、8月からの事務局体制の変更による留意点をお知らせます。
※IT導入補助金2023の概要については、下記のページをご覧ください。↓
目次
7/31までに交付申請するITツールはどうなる？
2023年7月31日までに申請し、採択が決定した補助事業者（中小企業・小規模事業者）及びIT導入支援事業者（ベンダー）は、前期事務局が担当します。
採択後の事業実施、事業実績報告、事業実施効果報告、全般の問い合わせについても、前期事務局が窓口となります。
8/1以降に申請するITツールはどうなる？
2023年8月1日以降に申請の上、採択が決定した補助事業者（中小企業・小規模企業）及びIT導入支援事業者（ベンダー）は後期事務局が担当します。
採択後の事業実施、事業実績報告、事業実施効果報告、全般の問い合わせも、後期事務局が窓口となります。
補助事業者（中小企業・小規模事業者）の留意点
前期事務局のホームページで申請マイページを作成済みであっても、8月1日以降に交付申請を行う場合には、後期事務局にて登録済のIT導入支援事業者から招待を受け、新たに申請マイページを作成しなければなりません。
申請を検討している枠・類型や担当のIT導入支援事業者の採択時期により、8月1日以降の交付申請手続きの開始時期が異なります（後述）ので、交付申請は担当のIT導入支援事業者と事前によく相談する必要があります。
IT導入支援事業者（ベンダー）の留意点
前期事務局（7月31日以前）にて採択済み・登録申請中の場合
前期事務局のホームページで作成済みのIT事業者ポータルを既に利用している場合でも、8月1日以降に交付申請を行う申請者を担当する場合は、後期事務局のホームページで新たにIT事業者ポータルを作成する必要があります。
また、前期事務局における採択時期により、8月1日以降の後期事務局での交付申請手続きの開始可能時期が異なります。
後期事務局（8月1日以降）への登録申請を新規で検討している場合
前期事務局（7月31日以前）で採択されていない事業者は、8月1日以降、後期事務局のホームページより登録申請を行ってください。
前期事務局で登録した情報は引き継がれないの？
ここでIT導入支援事業者さまが気になるのは、前期事務局体制で登録した支援事業者情報・ITツールは後期事務局にも引き継がれるのか？それとも再度登録が必要なのか？ということではないでしょうか。
IT導入補助金2023「後期事務局設置のお知らせ」では、後期申請手続きの開始時期について以下のように説明されています。
このことから、既にIT導入支援事業者として採択済であれば、後期事務局への登録が容易にできそうです。ただし、7/12以降に前期事務局で採択された場合は、後期事務局で交付申請が可能となるまでにタイムラグがある点に注意が必要です。
また、追加ITツールの申請については以下の説明がされています。
追加ITツールの申請についての留意事項
- 6月23日17時以前に前期事務局において申請提出が完了し、その後7月11日までに登録が完了したIT導入支援事業者に紐づくITツールの情報は後期事務局にも登録され、8月1日以降に後期事務局での交付申請が可能。
- 6月23日17時の締め切り以降に前期事務局において申請されたITツールの情報については後期事務局には登録されず、8月中旬以降、後期事務局にて再度登録申請手続きが必要となる。
6月23日17時の締め切り以降に前期事務局において申請されたITツールの情報については後期事務局には登録されない点に留意が必要です。
仮に6月23日17時の締め切り以降に前期事務局でITツールの登録申請を行った場合、8月以降シームレスに情報の移行が行われず、情報反映までにタイムラグが発生する可能性があります。
また、後期事務局への情報引き継ぎにあたり、IT導入支援事業者側で再登録のような手続きが必要になるのかどうかについては現時点の情報で明らかになっていません。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、令和5年度（2023年度）IT導入補助金の事務局変更について解説しました。
当社も引き続き事務局のニュースリリースに注目し、追加の情報があれば本ブログで発信します。
本日紹介した情報は、以下のサイトでも説明されていますので、気になる方はご覧ください。
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