【初心者向け】Google Workspaceでセカンダリドメインを追加するメリットと方法を徹底解説!

みなさん、こんにちは。

Google Workspaceでは、複数のドメインを1つの管理コンソールで効率的に管理できるセカンダリドメイン機能を利用することができます。この機能は、グループ企業間の情報共有や、異なるサービスを別ドメインで運用する場合にとても便利です。

本記事では、セカンダリドメインの概要やメリット、具体的な追加方法を詳しく解説します。セカンダリドメインの追加を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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セカンダリドメインとは

セカンダリドメインとは、Google Workspaceのプライマリドメイン(メインで使用するドメイン)に加えて追加して使用できる2つ目以降のドメインのことです。この機能を活用することで、複数のドメインを1つのGoogle Workspaceアカウント内で管理できるようになります。

例えば、以下のようなケースで役立ちます:

  • グループ企業や子会社で異なるドメインを利用している場合。
  • メインの業務用ドメインとは別に、オンラインショップやサービス専用のドメインを運用している場合。

Google Workspaceでは、セカンダリドメインを追加することで、効率的に運用が可能になります。

セカンダリドメイン追加のメリット

Google Workspaceでセカンダリドメインを追加することで、以下のようなメリットを享受できます。特に、組織やサービスが複数のドメインを利用している場合にメリットが大きい機能と言えるでしょう。

ドメインの一元管理

複数のドメインを1つのGoogle Workspaceアカウントで管理できるため、管理者がドメインごとに別々の管理アカウントを操作する手間を省けます。特に、グループ企業や異なるサービスを運営する組織にとって、非常に便利です。

ユーザーアカウントやグループの作成が可能

セカンダリドメインでも、ユーザーアカウントやグループを作成することができます。これにより、別ドメインを利用した社内外でのコミュニケーションがスムーズになります。

シームレスな情報共有

Google Workspace内で統合管理されるため、異なるドメイン間でもシームレスに情報共有が可能です。ドライブやカレンダーなどの機能を使ったコラボレーションもスムーズに行えます。

セカンダリドメインの追加方法

セカンダリドメインを追加するには、以下の手順を実行します。

1.Google 管理コンソールにログイン

管理者権限を持つアカウントでGoogle 管理コンソールにログインします。

2.ドメインの管理画面を開く

(1)管理コンソールのメニューから「アカウント」→「ドメイン」を選択します。
(2)「ドメインの管理」をクリックして、ドメイン管理画面を開きます。

3.ドメインを追加する

(1)「ドメインを追加」を選択します。


(2)表示される画面で追加したいドメイン名を入力し、「セカンダリドメイン」を選択します。


(3)「ドメインを追加して所有権を証明」をクリックします。

4.セカンダリドメインの所有権を証明する

(1)固有の文字列(例:「google-site-verification=…」)をコピーします。
(2)ドメインホスト(例:お名前.com、GMOなど)のDNS管理画面でTXTレコードを作成し、固有の文字列を入力します。
(3)Google 管理コンソールに戻り、「ドメインの所有権を証明」をクリックします。
(4)所有権が確認されると、ステータスが「確認済み」となります。

5.セカンダリドメインのメールを有効化する

(1)所有権の証明が完了したら、「Gmail を有効にする」をクリックします。
(2)画面に表示される5つのMXレコードをドメインホストのDNS管理画面に追加します。(例:「aspmx.l.google.com」
(3)設定が完了したら、管理コンソールで「Gmail を有効にする」をクリックします。

6.セカンダリドメインの追加が完了

(1)GmailのMXレコード設定が確認されると、ドメイン設定画面に「Gmailを有効にしました」と表示されます。
(2)これでセカンダリドメインの追加が完了し、メール受信が可能になります。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。今回はGoogle Workspaceのセカンダリドメインの概要やメリット、具体的な追加方法を詳しく解説しました。

    Google Workspaceのセカンダリドメイン機能は、複数のドメインを統合的に管理できる便利な機能です。これにより、ドメインごとの管理の手間を削減し、異なるドメイン間での情報共有をスムーズに行えます。追加の手順もシンプルで、管理者権限があれば誰でも設定可能です。

    セカンダリドメインの追加は、特にグループ企業や複数サービスを運営する企業にとってメリットが大きいため、導入を検討されている方は、ぜひこの記事を参考に設定を進めてみてください!

    本記事を参考に、Google Workspaceをより便利に活用いただけると幸いです。

    Google Workspaceの活用で社内のDX化を進め、ビジネスのさらなる発展を目指しましょう。
    社内のDX化に関して「自社では対応できない」と感じた場合は、専門家から支援を受けるのもおすすめです。

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