楽楽精算の評判を検証してみた!悪い評判はあるの?
目次
そもそも「楽楽精算」とは?
「楽楽精算」は、経費・交通費・旅費など、経費にかかわる全ての処理をまとめて効率化できるクラウド型の経費精算システムです。滝藤賢一さん、横澤夏子さんの個性的なCMなら「知ってる!」という方も多いのではないでしょうか?
経費精算クラウドサービスの中で累計導入社数No.1を誇り、多くの企業に支持されていることがわかります。
一方、多くの中小企業の経理担当者やDX推進担当者の方は、経費精算フロー効率化を自社の課題と認識しながらも、「どのサービスにすべきか分からない」「実際の評判が分からない」という悩みを抱えていると思います。
今回は、そんな方々へ向けて、弊社サクモフが「楽楽精算」の評判を徹底解析しました!導入検討中のご担当者は、ぜひご一読ください!気になるTwitterの声もご紹介しながら、進めていきます。
「楽楽精算」の良い評判3選
CMが印象的!つまり訴求力が高い!
Twitterで検索してみると、とにかくCMの構成が面白い!という意見がたくさんありました。8月に放送開始した新CMは、昭和にタイムスリップする設定や「わけわかめ!」「いみふみこ!」という昭和のキャッチーなフレーズが話題になりましたね。
「経理業務の大変さ、煩雑さをよく表している」「共感する!」という意見も多くありました。大量の紙書類に囲まれて処理に追われる経理部の様子を昭和にタイムスリップしたかのように描き、煩雑な経費精算業務を端的に表しています。
※株式会社ラクス 楽楽精算楽楽明細公式チャネル掲載動画より
CMのラストでは「楽楽精算」を導入したことで、経理部の滝藤さん、横澤さんが無事テレワークをスタートしています。
経理担当者への訴求力を高めるつくりになっていますね。
実際に、「楽楽精算」を提供するラクス執行役員BOクラウド事業本部長の本松氏は、某インタビューで「テレビCMでは、経理の方に向けてサービスの認知度を上げるとともに、業務上の悩みに共感してもらうことで、サービス利用への興味喚起につなげたいと考えいる」と言っています(※)。
また、同インタビューによると「見込客の獲得件数も最大2倍に増えた」ということからも、経理担当者の困りごとに着目したサービスを提供していることが伺えますね。
※AdverTimes「全員がCMO?急成長SaaS企業にマーケター成長のヒントを聞いた」より
テレワークやDX推進が進む中、経理担当者だけ紙資料を扱うため出社しなければならない状況は、経理に関わったことがある人なら経験があるのではないでしょうか。
当事者の共感を呼ぶという点で、とても優れたCMですし、実際に多くの企業に採用されていることが分かります。
「楽楽精算」はコストがお手頃、機能も十分
「楽楽精算の」料金は、基本プランで初期費用10万円+3万円〜です(2021年9月時点)。詳細な料金は個別に見積が必要になりますが、他のクラウド系経費精算サービスと比較しても見劣りしないプラン設定を実現しています。
基本プランに加えて、各社の運用に合わせて多彩なオプションを追加できる点も魅力的ですね。
例えば、稟議や押印申請といった、経費以外のワークフロー申請を行うことができるワークフローオプションや、他システムとのデータ連携のためのAPIを利用できるAPI連携オプションなど。
クレジットカード、プリペイドカードの情報を自動で連携し、精算処理ができるクレジット・プリペイドカード連携サービスは、なんと0円で追加できます(2021年9月時点)。
とにかく経費精算業務がラクになる
CMの通り、「経費精算業務がラクになった!」という喜びの声は多く見られました。
念のため「楽楽精算」のサービス内容を軽くおさらいすると、以下の通りとなります。
- 経費・交通費・旅費など、経費にかかわる全ての処理をまとめて効率化できるクラウド型の経費精算システム。
- 申請→承認→経理作業の電子化や、自動仕訳・会計ソフト連携など、様々な機能で業務効率の向上や、人的ミスの防止を実現できる。
- 過去のデータをいつでも利用可能で、内部統制の強化や監査対策にも役立てられる。
経費精算業務の効率化はなんといっても「楽楽精算」を導入する意義です。
「楽楽精算」を導入することで、経費精算業務にかかるコストは年間約900時間、約300万円軽減できる(※)と言われています。
経費精算業務に携わる従業員の業務負担を軽減することで、他の業務へ労働力を振り向けたり、成果を出したり、二次的な効果も期待できそうですね。
※社員数100名の場合の年間の導入効果(ラクス調べ)
「楽楽精算」の悪い評判2選
これまで、ポジティブな意見をみてきました。ネガティブな意見もしっかり見ておきたいと思います。
「楽楽精算」を導入しても紙文化は残る?
「楽楽精算」のネガティブな意見として最もよく見られたのは、「紙での出力が必要な業務フローになっているので結局面倒」というものでした。これはさらに以下の2種類に分類できそうです。
①経費申請を紙で出力→提出するルールが残っている
「楽楽精算」を導入して経費を電子申請するワークフローを整えても、紙で出力して経理部へ提出する、という旧来の業務フローを維持している企業では、オンラインと紙の両方で申請する二重の業務が発生し、負担軽減効果が薄れているようです。
②電子帳簿保存法に沿った運用となっていない
「楽楽精算」には領収書読取機能があります。これは領収書をスマートフォンで撮影したデータや、請求書を複合機などでスキャンし、PCからアップしたPDFデータを「楽楽精算」にアップロードして金額や取引先等がデータ化できるというものです。
公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の電帳法スキャナ保存ソフト法的要件の認証を受けており、電子帳簿保存法に沿った運用を行う企業でも安心して利用できるという特徴があります。
ただし、電子帳簿保存法に沿った運用を行なっていない企業では、「楽楽精算」に読取機能があっても、領収書等の紙書類は残さなければならないため、根本的な業務効率改善に課題が残っているようです。
以上のことから、自社で「楽楽精算」を導入する際は、従前の紙媒体の申請フローを廃止し、電子申請で処理が完了するように見直す、さらに可能であれば電子帳簿保存法に沿った運用へ変更し、領収料等のデータ化を図る、ということが必要になりそうですね。
領収書読取機能の概要
経費を申請する側は面倒?
少数ではありますが、「経費精算を申請する側は面倒」という意見もありました。
「楽々精算」を導入した際の業務フローは全章の図の通りですが、担当者別のメリットは、以下のようになります。ご紹介したツイートでは、下図でマークした申請者の処理業務について言及していると思われます。
過去履歴を再利用して申請できたり、交通系ICカード連携により手入力の手間が省ける等、紙ベースの申請フローと比較すると、申請者の事務的負担も軽減できるように思えますが、どうなのでしょうか。
新しいサービスを導入した時のあるあるかもしれませんが、従前のやり方に慣れている従業員にとっては、「楽楽精算」のUI/UXに慣れるまで多少不便さを感じることもありそうです。経理担当者/DX推進担当者を中心に、社内でしっかりフォローする体制構築が必要ですね。
また、前述のように、「楽楽精算」を導入しつつ紙媒体のやり取りも温存している場合、二重の業務が発生してしまう可能性があります。「楽楽精算」は、紙とExcelで行なっていた経費精算業務を「楽楽精算」へ移行させることで、年間900時間、300万円のコスト削減が可能だと試算しています。
これは言い換えると、紙とExcelを使用する業務を残しておいては、同程度のコスト削減は見込めない=各業務担当者の負担軽減に繋がらないということではないでしょうか。
導入にあったっては、経費精算の各業務を徹底的に「楽楽精算」へ移行することが重要です。
まとめ
「楽楽精算」評判のまとめ
【良い評判はこう!】
- CMが印象的!つまり訴求力が高い!
- コストがお手頃、機能も十分
- とにかく経費精算業務がラクになる
【悪い評判はこう!】
- 以下の場合、「楽楽精算」を導入しても紙文化は残ってしまう
- 紙を出力→提出するルールを残している
- 電子帳簿保存法に沿った運用となっていない
- 経費を申請する側は面倒?
- 「楽楽精算」導入時に、社内のフォロー体制を構築すれば解決可能
- 紙と電子申請の二重業務が発生しないようなフロー改革を行うことが重要
いかがだったでしょうか。「楽楽精算」の導入に当たっては、社内のフローそのものもしっかり見直す必要があることが分かりました。
「楽楽精算」導入と社内運用の整備を両輪で行えば、より効果的に業務効率化が図れることがお分かり頂けたと思います。
なお、株式会社サクモフ は「楽楽精算」 とパートナーシップを締結しており、弊社を通じてお申し込みいただくと導入コストを低く抑えられるメリットもございます。導入検討されている企業担当者の方は、ぜひ弊社までお問い合わせください!
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