完全キャッシュレスのカフェ経営・飲食店経営は成り立つの?7つの実例を紹介!

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みなさんこんにちは。

近年、日本でもさまざまな店舗でキャッシュレス決済の普及が進み、多くの人々がスマートフォンやカードだけで手軽に支払いを済ませることを好むようになりました。カフェ店舗でもキャッシュレス決済導入が急速に進んでいます。

しかし、これは経営側から見るとどのような影響があるのでしょうか?

今回は「完全キャッシュレスのカフェ経営・飲食店経営は本当に成り立つのか?」という疑問に答えるべく、7つのカフェの実例を紹介します。

完全キャッシュレスとは

完全キャッシュレスとは、カフェ等の店舗が現金決済を受け付けず、キャッシュレス決済のみとしていることです。スマートフォンやカードを活用して注文や会計などを自動化し、効率的な運営が実現可能です。

完全キャッシュレスは時間の短縮や人件費削減といったメリットがある一方で、手数料や導入費などのコストが高額になりやすいというデメリットもあります。

代表的なキャッシュレス決済サービス

キャッシュレス決済サービスは主に「電子マネー」「QRコード決済」「クレジットカード」の3種類があります。 以下に初期費用無料で簡易に導入できるキャッシュレス決済サービス「Square(スクエア)」、「PayPay」、「Airペイ」をご紹介します。

Square(スクエア)

Square公式サイトより

Square(スクエア)は、飲食店やカフェがキャッシュレス決済を簡単に導入できる決済サービスです。

クレジットカードQRコード、電子マネーなど、様々な決済手段に対応し、①シンプルな操作性、②最短翌営業日の自動入金、③即日導入可能、④請求書払いや売上分析などの充実した無料機能などの特徴を持ち、400万以上のビジネスで採用されています。

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PayPay

(出所)PayPay 公式HP

PayPayは、お客様がスマホアプリでお店のバーコードを読み取ることで、お会計が即完了する便利なお支払いサービスです。

現在は、トライアルキャンペーンを行っており、初期費用完全無料で開始できます。月額は、導入2ヶ月目までは無料、3ヶ月目から1,980円となっており、安価に運用できます。

さらに、PayPayでは、支払い時のポイント還元や様々なキャンペーンを通じて、利用者にとって魅力的なメリットを提供しています。店舗側にとっても、手軽にキャッシュレス化を実現できるため、多くの商業施設や小売店で導入が進んでいます。

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PayPay

Airペイ

(出所)AirPay 公式HP

Airペイは、カード・電子マネー・QR・ポイントといった複数のキャッシュレスサービスに同時対応できる非常に便利なサービスです。

導入・運用費用0円と業種問わず最安水準の手数料での運用が可能です。(※ご利用には別途iPadまたはiPhoneが必要です)
さらに、振込手数料も全ての銀行で0円となっています。(※ゆうちょ銀行除く)

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カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス

完全キャッシュレスのカフェ7選

ここでは、実際に上記のようなキャッシュレス決済サービス導入し、現金決済を受け付けていない7つの完全キャッシュレスのカフェ店舗をご紹介します。

上島珈琲店 大手町フィナンシャルシティ店(東京都千代田区)

(出所)ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社 公式HP

最初にご紹介するのは全国チェーンの上島珈琲店です。

東京都千代田区 大手町のフィナンシャルシティ店は2019年2月に完全キャッシュレス店舗としてオープンしています。

完全キャッシュレスの流れは大手チェーンにも広がっているんですね。

店名上島珈琲店 大手町フィナンシャルシティ店
お問い合わせ03-3517-2181
住所〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-5大手町フィナンシャルシティ ノースタワー1F
交通手段地下鉄・大手町駅A1出口直結JR東京都・丸の内北口より7分
営業時間<平日> 7:00~21:00
定休日土曜日、日曜日、祝日
支払い方法クレジットカード、QR決済、電子マネー
公式HPhttps://shop.ufs.co.jp/ufs/spot/detail?code=3691

Cafe Legato(東京都渋谷区)

(出所)Cafe Legato公式インスタグラム

Cafe Legatoは東京都渋谷区のカフェ&バーです。道玄坂上ビルの最上階から夜景を望むことができます。

Cafe Legatoを運営する株式会社グローバルダイニングは、2024年1月1日(月)より国内全店舗にて現金の取り扱いを廃止し、同店を含む国内全店舗を完全キャッシュレス化することを発表しています。

これまで現金を取り扱っていた店舗でも、完全キャッシュレスに移行する動きがあるようです。

店名Cafe Legato
お問い合わせ050-5543-0493
住所〒150-0044 東京都渋谷区丸山町3-6 E・スペースタワー 15階
交通手段地下鉄・大手町駅A1出口直結JR東京都・丸の内北口より7分
営業時間Lunch11:30~15:00、17:30~24:00※金・土・祝前は25:00まで営業
定休日無休
支払い方法クレジットカード、QR決済、電子マネー
公式HPhttps://cafelegato.com/

ROBOTS.COFFEE(東京都中央区)

(出所)ROBOTS.COFFEE 公式HP

ROBOTS.COFFEEは東京都中央区のカフェです。

ロボットがコーヒーを淹れてくれる新しいコンセプトのカフェで、決済も完全キャッシュレスです。

完全キャッシュレスとロボットを活用して、効率的な店舗運営を実現している例となります。

店名ROBOTS.COFFEE
お問い合わせinfo@robots.coffee
住所〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3
交通手段JR東日本/地下鉄・浅草橋駅より徒歩5分
営業時間<月曜日~金曜日>8:00-19:00<土曜日>10:00-19:00<日曜日>その日によって変動
定休日
支払い方法クレジットカード、QR決済、電子マネー
公式HPhttps://robots.coffee/

ANTIQUA TREE CAFE(大阪府和泉市)

(出所)ANTIQUA TREE CAFE 食べログ

ANTIQUA TREE CAFEは大阪府和泉市にあるカフェレストランです。

こちらのカフェは、2022年4月1日から会計を完全キャッシュレス・現金不可に変更しています。

現金のコストを考える時期だという時代の流れを感じ取り、完全キャッシュレス化の実施に踏み切られたようです。

店名ANTIQUA TREE CAFE
お問い合わせ050-5595-1711
住所〒594-1106 大阪府和泉市はつが野3丁目13-4
交通手段泉北高速鉄道・和泉中央駅より徒歩30分
営業時間<月曜日~金曜日>8:00-19:00<土曜日>10:00-19:00<日曜日>その日によって変動
定休日
支払い方法クレジットカード、QR決済、電子マネー
公式HPhttps://robots.coffee/

Hue Coffee Roaster (大阪府大阪市)

(出所)Hue Coffee Roaster 公式HP

Hue Coffee Roasterは大阪府大阪市にあるカフェです。色で選ぶコーヒーがコンセプトのカフェで、Wi-Fiとコンセントを完備しています。

2021年10月に完全キャッシュレスのカフェとしてオープンしています。

注文はモバイルオーダーとなっており、注文〜支払までが徹底的に効率化されています。

店名Hue Coffee Roaster
お問い合わせ公式HPお問い合わせフォームより
住所〒540-0012 大阪府大阪市中央区谷町4-3-7
交通手段地下鉄・谷町四丁目駅から3分
営業時間<火曜日~日曜日>8:00-19:00
定休日月曜日(祝日の場合営業)
支払い方法クレジットカード、QR決済、電子マネー
公式HPhttps://hue-coffee.jp/

CRAFT COFFEE & GELATO KUNZU:DO(京都府京都市)

(出所)CRAFT COFFEE & GELATO KUNZU:DO 公式インスタグラム

CRAFT COFFEE & GELATO KUNZU:DOは京都府京都市にあるカフェです。コーヒーにレモングラスやほうじ茶などの風味を加えた独自のフレーバー珈琲を中心に提供しています。

こちらも2021年10月に完全キャッシュレスのカフェとしてオープンしています。

防犯面や衛生面、両替の手数料やレジ締めの煩雑さなどを考えると、完全キャッシュレス化した方がメリットがあると考え、オープン当初から現金を取り扱わないと決められたようです。

店名CRAFT COFFEE & GELATO KUNZU:DO
お問い合わせ公式HPお問い合わせフォーム
住所〒605-0932 京都府京都市東山区妙法院前側町451-1
交通手段京阪電車・七条駅から徒歩13分
営業時間<月曜日~土曜日>11:00-17:00
定休日日曜日
支払い方法クレジットカード、QR決済、電子マネー
公式HPhttps://kunzudo.com/

コワーキングカフェ&バー シゴトとアソビ(京都府上京区)

(出所)コワーキングカフェ&バー シゴトとアソビ 公式HP

最後にご紹介するのは京都府京都市のコワーキングカフェ&バー、シゴトとアソビです。

シゴトとアソビは2023年月10月より完全キャッシュレス店舗としてオープンしています。

こちらも防犯対策やレジ締めの作業効率化を行うため、完全キャッシュレスの導入を決定しています。

店名コワーキングカフェ&バー シゴトとアソビ
お問い合わせ公式HPお問い合わせフォームより
住所京都府京都市上京区桝屋町365 サンアートビル2階
交通手段京阪電車・神宮丸太町駅から徒歩4分、地下鉄・烏丸線丸太町駅から徒歩11分
営業時間13:00〜22:00
定休日不定休
支払い方法クレジットカード、QR決済、電子マネー
Instagramhttps://www.instagram.com/shigoto_to_asobi/
公式HPhttps://shigoto-to-asobi.com/

完全キャッシュレスのカフェ経営・飲食店経営は成り立つの?

上記7つの実例からもわかるように、完全キャッシュレスでもカフェ経営・飲食店経営は成り立ちます。防犯面や衛生面の改善、レジ締め作業の効率化などを考えると、完全キャッシュレス化によるメリットの方が大きい場合も多くあるかと思われます。

本日ご紹介した事例のように、実際に完全キャッシュレスを採用し、成功しているカフェが存在し、その数は増加傾向にあります。さらにこれまで現金を取り扱っていたカフェ店舗でも、現金の取り扱いを完全に廃止し、デジタル決済のみを受け入れることで、効率的な運営を実現している先も多くあります。

また、このトレンドはカフェ業界に限らず、大規模なイベントにも波及しています。例えば、2025年に開催される大阪・関西万博では、会場内の決済を全てキャッシュレス化する計画が進行中です。これらの動向は、完全キャッシュレスが今後の商業活動において主流となる可能性を示唆しているといえます。

キャッシュレス化は国をあげて推し進められています。経済産業省は、キャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度にするという目標を掲げ、キャッシュレス決済の推進に取り組んでいます。この目標の実現に向け、キャッシュレス決済比率を定期的に算出・公表しており、2010年に13.2%だったキャッシュレス決済比率は、2022年には36.0%と大幅に向上しています。その増加率は近年大きくなってきており、今後さらなる拡大が期待できます。

(出所)経済産業省「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」

まとめ

まとめ

完全キャッシュレスとは、カフェ等の店舗が現金決済を受け付けず、キャッシュレス決済のみとしていること

代表的なキャッシュレス決済サービスには、導入費用無料の「PayPay」や「Airペイ」などがある

・以下のように完全キャッシュレスで運営するカフェも増えてきている

  • 上島珈琲店 大手町フィナンシャルシティ店(東京都千代田区)
  • Cafe Legato(東京都渋谷区)
  • ROBOTS.COFFEE(東京都中央区)
  • ANTIQUA TREE CAFE(大阪府和泉市)
  • Hue Coffee Roaster (大阪府大阪市)
  • CRAFT COFFEE & GELATO KUNZU:DO(京都府京都市)
  • コワーキングカフェ&バー シゴトとアソビ(京都府上京区)

上記7つの実例からもわかるように、完全キャッシュレスでもカフェ経営・飲食店経営を成り立たせることは可能。防犯面や衛生面の改善、レジ締め作業の効率化など、完全キャッシュレス化によるメリットも非常に大きい。

いかがだったでしょうか。今回は、「完全キャッシュレスのカフェ経営・飲食店経営は本当に成り立つのか?」について7つのカフェの実例とともにご紹介しました。

キャッシュレス化には防犯面や衛生面の改善、レジ締め作業の効率化といった複数の大きなメリットがあります。本記事でご紹介したSquare(スクエア)やPayPay、Airペイは、初期費用無料でお得に始められます。ご興味のある方は以下よりお申し込み可能です。

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