IT導入補助金【2022年度最新情報】パソコン購入が対象に!申請へ向け今からできる準備もご紹介!
みなさんこんにちは。今回のサクモフブログでは、2022年度のIT導入補助金についてご紹介します。
2021年12月現在、経済産業省中小企業庁から出ている関連公開情報は以下のとおりです(弊社調べ)
興味のある方はぜひリンク先を確認してみてくださいね。
本日のブログでは上記より、2022年度のIT導入補助金に関連するところだけを抽出し、分かりやすく解説したいと思います。
目次
IT導入補助金とは
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際に経費の一部が補助される制度で、経済産業省が実施しています。
ITツールを”販売する側”と”購入する側”が協力して申請する
IT導入補助金は通常の補助金と異なり、登場人物が2種類存在します。
それは、ITツールを購入したい「補助事業者」と、ITツールを販売したい「IT導入支援事業者」です。
補助事業者は、まず導入したいITツールの販売側に相談をしたのち、補助金の交付申請を行います。
申請が通れば、ツール導入に要した費用の一部が補助されます。
補助事業を申請者とともに実施する、補助事業を実施するうえでの共同事業者(=パートナー)を「IT導入支援事業者」と呼びます。
中小企業・小規模事業者等の生産性向上のために、ITツールの提案・導入及び事業計画の策定支援をはじめとし、各種申請等の手続きのサポートを行います。また、IT導入支援事業者になるためには、事前に事務局に登録申請を行う必要があります。
具体的なIT導入支援事業者の役割は下記のとおりです。
- 中小企業・小規模事業者等の生産性の向上に資するITツールを事務局に登録
- 補助事業を進めようとする申請者に対し、適切なITツールの提案・導入・アフターサポートを実施
- 補助事業に関する申請者からのお問い合わせ・疑問等について、事務局に代わって対応を行い、円滑な事業推進のサポートを実施
- 申請者による補助金不正受給等の不正行為を防止し、適切な補助金交付が為されるよう、補助事業の管理・監督を実施
- 導入されるITツールにより、申請者にとって生産性の向上効果を最大限引き出すことを支援
販売側であるIT導入支援事業者にも適切なツール導入・補助金申請のために役割が課されている点が特徴です。
IT導入補助金は「補助事業者」・「IT導入支援事業者」の双方にメリットがある
IT導入補助金を活用することで、購入側である補助事業者、販売側であるIT導入支援事業者の双方にメリットがあります。
補助事業者のメリット
- ITツールを費用を抑えながら導入できる(購入金額の約1/2~)
- 経産省に認定を受けた信頼性のあるITツールを導入することができる
IT導入支援事業者のメリット
- 自社、及び自社ITツールの信頼性UPにつながる
※IT導入補助金の補助対象となるのはあらかじめ経産省の認定を受けたITツール・事業者のみ - 顧客に対して強力な価格訴求が可能となる
- 販売額早期回収により、支払遅れ等の資金繰りリスクが減少する
※補助金申請には事前の代金支払いが必須のため
補助対象者(※2021年度分)
2022年度の詳細はまだ発表されていませんが、参考までに2021年度の補助金申請対象を掲載しておきます。
詳細発表次第、当ブログよりお知らせします!
中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)
小規模事業者
【重要】IT導入補助金2022年度申請分の変更点(2022年12月時点)
現在発表されているベースで、下記2点が変更されています。
補助対象
中小企業庁が公表している資料によると、
インボイス制度への対応も見据えたITツールの導入補助に加え、PC等のハード購入補助等を行います。
中小企業庁
とあり、具体的な製品として
ITツール※、PC、タブレット、レジ等※ 会計ソフト、受発注システム、決済ソフト等
が挙げられています。
2022年度は、ITツール以外にも、PC、タブレット、レジ等のハードウェアも補助対象になることが明らかとなりました。
これまでIT導入補助金の活用をためらっていた方も、テレワーク導入等、活用できる場面が増えそうですね!
補助上限額と補助率
補助対象ごとの補助上限額と補助率も2022年度版が公表されています。
ITツール 50万円(補助率3/4)
50~350万円(補助率2/3)PC、タブレット等 10万円(補助率2/3)
レジ等 20万円(補助率1/2)
中小企業庁資料
2021年度と同様、類型によって補助率は変わる可能性もありますので、最新情報が発表され次第本ブログにてお知らせします!
2022年度IT導入補助金活用へ向けた準備
2022年度のIT導入補助金の詳細はまだ発表されていませんが、申請へ向けてやれることはやっておきましょう!
補助事業者の準備
- 自社にとって必要なITツールは何か検討し、予算感を決定しておく
IT導入支援事業者の準備
- 自社のどのツールをITツールとして登録したいか、検討しておく
- 前年度以前で同様のITツールが登録されていないか、情報収集しておく
- 前年度の公募要領をざっと読み、概要を理解しておく
- 自社での支援が難しそうであれば早期に外部コンサル等に相談しておく
特に、IT導入支援事業者の方は申請支援に不慣れな方が多いかと思います。
弊社では、そんな事業者様向けに申請支援のサポートを行っていますので、興味のある方は↓をご覧ください!
まとめ
本日のまとめ
- 2022年度のIT導入補助金の変更点としては、①補助対象と②補助率・補助上限金額!
- 補助対象としては、PCやタブレットといったハードウェアも新たに対象に!
- 2022年度の申請へ向けては、情報収集やITツールの登録準備を忘れずに!
- 申請支援が困難な場合は外部のプロに頼りましょう!
弊社では、今後も中小企業・ベンチャー企業の方にお役立ちする情報について、ブログでわかりやすく紹介していく予定です。引き続きご覧ください!
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