【初心者向け】Google Workspaceのセキュリティアラートルールの設定方法を詳しく解説!情報の外部流出などのリスクを即時に解消！

みなさん、こんにちは。

Google Workspaceの管理コンソールでは、組織外へのデータ漏洩や大量データダウンロードなど、ルールに合わない不審な行動に対して管理者にメールで通知する「セキュリティアラート」機能を活用することができます。

本機能を使えば、例えば従業員が社外にGoogleドライブ内のデータを共有した際に即時に管理者に通知し、迅速な対策を行うことが可能です。

本記事では、Google Workspaceで設定できるセキュリティアラートの具体的な内容とルールの設定方法について詳しく解説します。不審な動きに即時に対応できる環境を構築し、ビジネスのリスクを最小限に抑えましょう！

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Google管理コンソールの「セキュリティアラート」機能とは

Google Workspaceの管理コンソールでは、組織内で設定したルールに沿わない不審なアクティビティが検出された際に、管理者に通知を送る「セキュリティアラート」を設定できます。

例えば、大量のデータダウンロードが行われた場合や、データが外部に共有された際などに、管理者へ即時にアラートが届くため、迅速な対策が可能になります。

このアラート機能により、企業はセキュリティ上のリスクをリアルタイムで把握し、潜在的な脅威を早期に把握し対応できます。

セキュリティアラートルールの種類

セキュリティアラートを活用するには、Google管理コンソールでルールの設定が必要です。ルールには以下の種類があります。

1. レポートルール：組織内で発生したイベントやログに基づいてアラートを通知します。
2. アクティビティルール：指定条件に一致するアクションを自動的に実行します。※Google Workspace for Education Fundamentalsでは未対応
3. データ保護ルール：GoogleドライブやGoogle Chatなどの特定アクティビティを検出し、管理者に通知します。
4. システム定義ルール：Googleが提供するデフォルトのルールで、セキュリティ管理が容易になります。
5. 信頼ルール：Googleドライブのデータにアクセスできるユーザーを管理し、アクセス権を制限します。※Google Workspace for Education Fundamentalsでは未対応

これらルールを組み合わせることで、組織状況に合ったセキュリティ環境を構築できます。

セキュリティアラートルールの設定方法

以下の手順で、管理コンソールからルールを設定します。今回は例として、Googleドライブ内のファイルが外部共有された場合にアラートを発信されるようにルール設定をしてみます。

1.管理者アカウントでGoogle管理コンソールにログインします。

2.メニューから「ルール」を選択します。

3.「ルールを作成」を選択し、「レポート」を選びます。

4.ルール名と説明を入力し、次に進みます

ルール名は入力必須、説明は入力任意(省略可)となっています。

5.「データソース」を選び、アラートの基準となるデータソースを指定します。今回は例として「ドライブのログイベント」を指定します。

6.「フィルタを追加」からフィルタを選択します。

今回は、例として「公開設定の変更：次に一致：外部」を指定します。

これで、Googleドライブ内のファイルの公開設定が外部に変更されたタイミングで、アラートが発信される設定ができました。

7.アラートの「重要度」を設定し、「通知方法」も選びます。

通知方法について、アラートセンターに送信、メール通知はそれぞれ以下のような通知方法となります。基本的には、どちらもチェックを入れておけば問題ありません。

・アラートセンターに送信：アラート発生時に、Google管理コンソールのアラートセンターにアラート情報が表示されます。
・メール通知：アラート発生時に、アラート情報がメール通知されます。メール受信者は管理者以外も任意で追加可能です。

8.設定内容を確認し、問題がなければルールを作成します。

上記でセキュリティアラートルールの設定は完了です。

ルール設定した行動が行われると、設定内容に応じてアラートセンターや管理者のメールアドレス宛にアラート通知が送付されるようになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、Google Workspaceで設定できるセキュリティアラートの具体的な内容とルールの設定方法をわかりやすく解説しました。

Google Workspaceの活用で社内のセキュリティ対策を万全にし、ビジネスのさらなる発展を目指しましょう。

セキュリティ対策の設定に関して「自社では対応できない」と感じた場合は、専門家から支援を受けるのもおすすめです。

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