【2023年度 ものづくり補助金】16次締切分の公募受付中!申請枠や締切スケジュール、前回からの変更点を解説!
みなさんこんにちは。
ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)の16次締切に関する公募要領が公表され、8月18日より公募開始となっています。
今回は、ものづくり補助金16次締切の制度概要や詳細スケジュールをご紹介いたします。
目次
ものづくり補助金とは
中小企業が経営革新のための設備投資等に使える補助上限額750万円~5,000万円、補助率1/2または2/3の補助金です。
具体的には以下の用途に利用することが可能です。
- 新商品(試作品)開発
- 新たな生産方式の導入
- 新役務(サービス)開発
- 新たな提供方式の導入
申請枠毎の概要、補助上限額と補助率は以下の通りです。
また、補助対象の経費には以下のようなものがあります。
- 機械装置・システム構築費
- 外注費
- 専門家経費
- クラウドサービス利用費
- 技術導入費
- 知的財産権等関連経費
- 原材料
別の大型補助金である事業再構築補助金と異なり、広告宣伝費や建物費は対象外となっています。
また、メインの補助対象経費は「機械装置・システム構築費」であり、それ以外の経費には上限額が設定されています。
ものづくり補助金16次 詳細スケジュール
ものづくり補助金16次締切の申請スケジュールは下記の通りです。
- 公募開始:令和5年 7月 28日(金) 17時~
- 申請受付:令和5年 8月 18日(金) 17時~
- 応募締切:令和5年 11月 7日(金) 17時
- 採択発表:令和6年1月中旬頃を予定
申請締切は令和5年11月7日となっていますが、余裕を持ったスケジュールで申請手続きを行うようにしましょう。
なお、前回15次のものづくり補助金で申請を行った方は、採択発表が9月下旬に予定されています。
万が一不採択となってしまった場合、計画書をブラッシュアップして16次で再申請することも可能です。
※「ブラッシュアップの時間がない」「どこを直せば分からない」といった事業者の方向けにものづくり補助金の申請支援を実施しております。
ぜひご検討ください。
ちなみに、採択以降、補助金支払いを受けるまでのスケジュールは下記のようになっています。
採択後は、交付申請・交付決定といった手続きを終えなければ投資を実施できないため、注意が必要です。
ものづくり補助金 16次締切分からの変更点
16次締切分では、15次から審査項目に変更はありませんでしたが、公募要領に変更点があります。
下記にいくつかピックアップしていますので、ご参考ください。
※ただし、申請の際には必ず自身の申請類型に照らして最新の公募要領を確認することが重要です。
補助対象外要件(文言追加)
交付決定前に、事業譲渡、会社分割等を行うことにより、補助金交付候補者の採択により生じる交付申請を行う権利を他者に承継することはいかなる理由においても認められません。事業譲渡を受けた者等の補助金交付候補者以外の者が交付決定を受けることはできませんのでご注意ください。
(出典)ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 公募要領 (16次締切分) p6
経済産業省又は中小企業庁から補助金等指定停止措置または指名停止措置が講じられている事業者は補助対象となりませんのでご注意ください。
(出典)ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 公募要領 (16次締切分) p8
補助対象外要件・重複申請の箇所で「なお、これまでに交付を受けた補助金及び委託費の実績については、必ず応募申請書に記載してください。申請する事業が、これらとの重複を含んでいないか事前によく確認してください。
(出典)ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 公募要領 (16次締切分) p11
システム構築費(文言追加)
システム構築費については、補助金交付候補者として採択後、見積書に加え仕様書等の価格妥当性を検証できる書類の提出を求めることがあります。
(出典)ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 公募要領 (16次締切分) p23
まとめ
まとめ
ものづくり補助金16次のスケジュールは以下の通りです
- 公募開始:令和5年 7月 28日(金) 17時~
- 申請受付:令和5年 8月 18日(金) 17時~
- 応募締切:令和5年 11月 7日(金) 17時
- 採択発表:令和6年1月中旬頃を予定
16次では公募内容に前回から大きな変更点はありません。
いかがだったでしょうか。今回は、ものづくり補助金 16次の制度概要やスケジュールをご紹介しました。大きな内容変更はありませんが、自身の申請枠に関する要件はしっかりと押さえておきましょう。
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